会社は部活じゃねぇんだよ。でも、部活みたいに楽しく打ち込めたらいいよね
ダイヤのAのアニメを観ていてふと思いました。
何故、学生時代は部活にあそこまで打ち込むことができたのかと。何の見返りもないのに
もちろん打ち込んでない人もたくさんいると思いますし、やらされた人もいると思います。
ちなみに僕は、こんな話を持ち出すくらいですからめっちゃ打ち込んでいました。
陸上部です。他の陸上部がどうだかは知りませんが、うちの陸上部はコアタイム的な感じで、メインの練習メニューが◯時〜◯時であるというように決まっており、その前後は基本自由でした。
練習参加の強制力もほぼなく、メール1つ送ればすぐに休むことができました。
顧問の先生に練習中に怒られたことも恐らくほとんどありません。(生活態度ではお世話になる人が多かったです。すみません
一見とてもゆるそうなこの部活では、不思議な現象が起こっていました。
メイン練習が終わった後の自主練習の方がきついのです。周囲からはドMの集まりみたいに言われたこともありました。
その結果、大会の実績は割りと華々しく、先輩も後輩も関東・全国に出場することが珍しくないくらいでした。(僕は県大会入賞止まりです。残念
やっと本題です。
なぜここまで打ち込むことができたのでしょうか。6年ほど前のことですが、少し考えてみました。
1. 趣味・特技の延長線上であるから
まぁこれは言わずもがなといった感じですが、僕は陸上競技が好きです。
スパイクをはいてタータンを走ることも、やり投げも、走り高跳びも、ハードルをまたぐことも全部好きです。だから、催すくらいの練習も取り組めました
しかし、これが仕事だったら、「責任」が生まれます。
ミスをしてはいけない、良い記録を残さなければいけないと。
これは現在の仕事にも言えることで、趣味でプログラミングをやっていたころより現在の方が没頭することが少なくなりました。
納期を守らなければならない、作り直しが発生した...etc
これら雑念を忘れ、ただ単純にプログラミングが楽しい・好きだという事実を忘れること無く取り組めば趣味・特技の延長線上として今より高いパフォーマンスが発揮できるのかなと
まぁ真の変態プログラマーの方はこんな雑念を感じることすらないのでしょうけど。
2. 損得勘定なしの仲間がいたから
基本的に同じ部活に入る人間は選べません。
各々好きだから、活躍したいから、なんとなくとそれぞれの思いを持ち寄り入部します。
その関係性はとてもフラットだと思います。
その中でレギュラーや出場枠を争い、必死で練習をします。みんな猛烈に同じ方向へつきすすみます。
この打ち込める雰囲気を作るのは仲間であり、自分でした。(顧問の教えが素晴らしいというのもある
これは部活というそこまで大規模でないコミュニティだからこそなし得ることかもしれません。
3. 個人競技だから
これは陸上特有の理由ですが、個人競技である陸上は結果がすべて自分のみに返ってきます。自己責任です。
練習をサボれば記録は伸びません。むしろ、下がります。
練習をすればする程、記録が伸びます。一概にそうと言えないこともありますが。
陸上競技にまぐれはありません。
他人に結果を左右されないので、開き直って練習に取り組めるのです。
もちろん、チームプレイでこそポテンシャルを発揮できる人もいると思いますが、僕はその種の人間ではなかったようです。中学でやっていた野球のコーチに「お前は個人競技が向いている」と言われたのは良い思い出です。てへっ
少し話が逸れましたが、そのためにもチームやプロジェクトの成果はもちろん、個人としての成果をどのように算出し、評価するかは今後注目していきたいポイントかなと思います。
正直、当時の部活以上に何かに打ち込んだことはありません。
打ち込まざるをえなかったことはあります。
よく「血反吐はきながらでも、頑張った経験があるからこそ今がある」的な発言を耳にしますよね。
これが自ら打ち込みたい!と思っていることでそうなったのであれば「いい経験」となり、自分で納得できてなかったり、やらされていると思って取り組んだことは「トラウマ」になりかねません。
結局のところ、自分のモチベーションを管理するのは自分自信であり、他人が介在することが大きくあったとしてもそれを打開するために動けるかどうかという話かなと
そこの意識を敏感にしながら臨むことで様々なことの結果が変わってくるのかなと思います。
さて、次は何のアニメを見ようかな
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